すると、
ある場所に行くと、
香澄がいた。

「香澄!!」
と叫んだ。

そしたら麗子が、
座り込んでいた。

麗子は、
俺を諦めないと言ったが
俺の体も心も香澄しか無理と
はっきり言えた。
俺も本気だった。

そして手を怪我をした香澄を

病院に連れて行き、
処置をしてもらって居る時に、
両親に電話をかけたら
ホッとした声がした。

俺たちは、
家に帰る時無言だった。
何も言えない俺。

家に帰るとオヤジや母親。
そして皆が待っていてくれた。
香澄には帰る家があるんだよ。