私は全てが太郎で、
本当に良かった。

初めての私を、
優しく抱いてくれて、
私と太郎は1つになった。

そして太郎に抱かれて
寝ていた私は、
太郎を起こさずに、
部屋を出た。

そして自分の部屋に戻り
手紙を太郎の傍に置いた。

そして自分から、
初めてのキスを唇にした。

これが最後になるかも
しれないキス。

そして部屋を出て、
色んなところに
挨拶をして家を出た。

そしてある場所に着くと。

麗子さんが、
先にやってきていた。