「でもやっぱ危険だよ」 マコトが女の人と目を合わせずに言う。 私も同感だ。 「怪しまないでよ。あ、そうだ!これでどう?」 渡されたのは有名な会社のカードみたいなもの。 写真はもちろん目の前にいる人だ。 「出てくれる?」 私達は頷いた。