あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

「でね?
今頃は緑風は仕事中かなぁって思ったらね、なんだか眠れなくって、ついお義母さんの持ち帰ってる書類を、ね。」


本当に悪戯を見付かっちゃった子供みたいに、ヨシ君はペロリと舌を出す。


そんな仕草もすっごくカワイイのに。


「俺が時差のあるあっちの国で仕事中かも知れなくても、美樹まで付き合わなくってもいいだろ?
大体、俺が寝てた時間には美樹はこっちの仕事をやってんだし。
頼むから、そんな無茶をしないでくれって。
でないと俺、安心して仕事に行けなくなるぜ?
美樹は俺から仕事を奪っちまう気なのか?」