しかし、いきなり正がアタシの腕をつかんだ。 そっと正の表情を伺うと、 照れながら、でも真剣そうにこう呟いていた。 『こーゆーときぐらい、カッコつけさせろよ…』 場が、いったん静まり返る。 かと思えば 千夏ちゃんたちのクスクス笑う声が聞こえてきた。 『正くんも青いねぇ♪そんなセリフ、少女漫画でしか聞けないと思ってたよぉ』 正は笑われてさらに恥ずかしそう でも、頑張って言ってくれたんだよね… アタシは、恐る恐る正の後ろに腰を下ろしてみた。 .