「聴きたい・・・・」 「聴きたい・・・・」 「聴きたい・・・・」 セシルの後ろのバンドマン達は、その声に魅せられたかのように次々と音の波を作り、バックダンサー達は恍惚の表情を浮かべながらその体を泳がせた。 ホールは異様とも思われる熱気に包まれ、皆がセシルの声に酔いしれていった。 「もっと・・・もっと・・・」 「もっと・・・もっと・・・」