0センチラブ



明日は受験。


何となく楓太に会いにいった。


と、いっても隣だからめちゃくちゃ近いけどね。




『え!?千亜もA校受けるんだ!?』




今気付いたんかい。




『前から言ってるじゃん!!あたし、すごい勉強したんだから!』




『へ〜♪じゃあ受かったらまた一緒だな!!』



その時の楓太の笑顔は、一段と輝いてた。




あたしも自然と笑顔になれた。




たった1回会うだけで、こんなにもこんなにも、心が弾むんだ。





そしてあたしは―――