恋の破片(カケラ)~ラブ&ピース~

それから翌年の夏、二人が16になるまで、由貴は直樹に胸を服越しに触るまでは許していたが、進展はなかった。

理由はがんとして由貴が足を開かなかったからだ。

直樹は堅いモノを準備はしていたようだが、それこそ高校で結ばれたりしたら、社会人まで二人の仲がもたないと危惧したのと、もし秘密の部分を直樹に見られたりして、結婚できなかったりしたら、恥ずかしくて死ぬしかないと思い、足を強い力でしめて、直樹はそれを開けなかったのである。