恋の破片(カケラ)~ラブ&ピース~

それから優子は幸せにはなれなかったが、速水の事はふっきって新しい人生を歩いていた。

年に一度、速水から連絡はあったものの、思い出す事もなくなった。

付き合っている時には、別れては生きていけないとさえ思ったのに。

やがて優子は本当の愛にめぐりあった。

その愛を育んでいる時に、また速水から連絡があった。