恋の破片(カケラ)~ラブ&ピース~

「駄目……!
嫌よ!急に何!?
そんなの無理よ!?」

沙耶は一生懸命抵抗した。

「じゃ、胸だけ……。
胸だけですから。」

カズシの説得に、ふと横を見ると、カーペットの上を、女性客が這って覗きに来ていた。

「きゃぁぁぁ!」

沙耶の叫び声に、もう一人の女性客が、

「やめなよ!
二人とも必死なんだから可哀想じゃん!」

そう言った。

カズシは沙耶を抱きしめ、優しくキスをすると、背中のファスナーをおろし、ブラジャーをずらし口に含んだ。

下着に手をかけられた時、

「イヤッ!こんなとこじゃイヤッ!」

沙耶が泣いて暴れると、カズシは服を着せてくれた。