次の日には、モコが、向こうも沙耶ちゃん好きだって!」

と、言って来た。

でも沙耶はもうすっかり気持ちが冷めていたので、

「ふ~ん。
私もう好きじゃないみたい。」

そう沙耶が言うと、モコが早速伝えたみたいで、その日から卒業までその子は笑わず、しかも進学しないで入隊してしまった。

さすがの沙耶も随分と反省はしたが、よく考えてみたらモコが悪いんじゃない?

それでも今でも悪いと思っている。

すぐに飽きてゴメンね。