そもそも、途中で沙耶の家に来てみればよいのに、と沙耶は思った。

私はまだ小さい子なんだから、忘れる事もあって当たり前なんだし、私は悪くないと沙耶は悪びれもしなかった。

確かに一理はあるけど……まるで昔のテレビドラマの白鳥麗子のようである。