【ハル】 夕日が差し込む教室。 向き合って立ってる俺とレンちゃん。 他のみんなはもう帰っちゃったみたいだ。 レンちゃんが口を開いた。 「あたしね、遥くんのこと好きになったみたい。」 「え?」 これは、夢でしょうか…。 レンちゃんが俺に向かって言ってる…。 俺はびっくりしすぎて、かなりのアホ面になっていることだろう。 レンちゃんが続ける。 「だから、その…。あ、あたしと…」 その続きは…?