【レン】 家の前にうずくまっていた遥は何というか…放心状態だった。 季節は冬。 このままだと風邪ひいちゃうから、暖かい飲み物を渡す。 隣に座っても何も聞いちゃいけないような雰囲気で…寝ちゃった。 何で寝ちゃったんだろう…? 自分でも分からない。 目を覚ましたのは10分後。 あ、お風呂沸いてる時間だ…。 だから遥にお風呂を促す。 『一緒に入る?』って聞かれた時、何故か無性に遥と離れたくなくて『…いいよ。』って答えた。 なのに、遥は『嘘。』だって。 むぅ~~~!!