旅発つものは
火星レベルの派遣とは比べ物にならない距離の旅を覚悟しなければならない、

彼ら来訪者の要塞は太陽に接近しスイングバィして超加速によって太陽系を去って行った。

何より興味深かったのは
火星という場所が
地球にとってブラザープラネットとなったことだ

地球からの入植者が続々火星に移り住んでいく現象も発生した
ただ
火星の生態系との折り合いはこれからの課題となる


そして四名の宇宙使節団は旅立っていった
そのあとを無人化され
AIシステムによって改造された意識を持つ調査宇宙艦ディーダラスが追いかける

ディーダラスは旅立っていくものへの餞である


この作品には続編の予定の可能性は充分あります
太陽系内で繰り広げたファーストコンタクト劇は終了しました

ただ宇宙の限りない広がりを表現する手段として
ラストの設定を作りました


旅立っていった四人の旅の続きの物語は
またいつか…