やっとクラス表の前の 人集りも消え俺達は必死に 自分たちの名前を捜した。 「あった。祐希クラス一緒じゃん。」 遥希が言った。 1年B組 小川 遥希……新田 祐希 ホッと安心した。 遥希とは幼稚園からの長い付き合い。 今では何でも話せる相手だ。 クラス表を見終え俺達は 1年B組へ向かった。 ガラガラガラ… ドアを開けると一瞬で 目に入った…さっきの女の子だ… この時から俺はこの子に 恋していたのかな…