直哉が去年毎日待っていた公園が見えてきた


中に入り、ベンチに座った


公園内の灯りと満月らしい月灯りで辺りは明るかった


ココには色んな思い出がある


良平と直哉のことが昨日のように思い出される


私はメールを開いた


[楓…

俺等にやっぱり遠恋は無理だったな。お互い、近くにいないとダメみたいだ。仕事頑張れよ。変な男に騙されるなよ。じゃ〜な]


短いメールだった