キスに恋して…1

急に黙り込んだ直哉は私を見て、こう言った


「お前、俺を信じてねえんだな…お前が不安なら、俺等はもう無理だ…今から4年も俺と離れるなんて無理だろ?」


頭の中が真っ白


私、直哉に何て言った?


一生懸命思い出すが、全く記憶にない


私、直哉を傷付けた?


もう無理って…?


私は少し頷いた


「じゃ、ココで…気を付けて帰れよ」


直哉は私の前から去って行った


え?直哉?


何がどうなったのか、サッパリわからない


私はあまり人のいないところに移動した


誰にも見られたくなかった