キスに恋して…1

簡単に観光名所を歩く


「直?」


その声に振り向いた直哉は気楽に返事をした


「おう!」


「似てるな〜って思ってたんだ!あ…デート?直、彼女いたんだ…」


「まあな」


「そ…じゃ、大学でね!」


私の直感!


あの子直哉が好きかも!


「誰?」


「同じ学部の同期」


「直って呼んでた!」


イライラする


「大学だと殆んど下の名前だな〜」


「皆から直って呼ばれてるの?」


「ん〜いや…直はさっきの奴だけだな〜後は直哉とか、藤とか、適当…」


「何それ!もう私の知ってる直哉じゃないみたい」


「それは、仕方ないだろ?」


「直哉は私のなのに!直とか直哉とか他の女に呼ばせないでよ!」


私の不安な気持ちが出てきた