「きっとそれは、良平も同じだったと思うよ。辛かったみたいで、気持ちを真治に話したんだから!」


「真治くん…知ってたの?」


「私には言わなかったけど良平と真治は親友だから、たまに助け合ってるんじゃない?」


「いいね…親友って」


「楓だって私と亜矢の親友だよ!」


「そうだよ楓!」


「うん!ありがとう」


「楓〜帰るぞ〜」


直哉のクラスが終わり、迎えに来た


「バイバイ!」


私は二人に手を振って廊下に立っている直哉の元へ