私はまた直哉を感じていた


「直…哉…やめ…あんっ…」


直哉はブラウスの中に手を入れて、胸を触ろうとしている


私は直哉の手を掴んでやめさせようとした


こんなトコでこれ以上ムリ


私は直哉を思いっきり押した


「そんなにイヤなのか?」


下から見上げる直哉の顔はやっぱりカッコイイ


「イヤ…じゃ…ないけど…」


「けど…?」


質問しながらも直哉の手は動いて迫ってくる


「教室に…戻らな…きゃ」


「戻りたいのか?」