誰もいない屋上


直哉は楓の様子がオカシイことに気付いていた


「楓…」


「ん?」


私が直哉を見上げた瞬間、直哉の唇が重なった


「んっ…」


誰もいないとはいえ、学校の屋上


誰に見られるかわからないスリルに興奮する


「ちょ…っと…」


「いいから…」


直哉の舌が私の舌を絡めとる


「あふ…んっ…」


制服のリボンを外し、ブラウスを捲られる


「ダメ…って…ば…」