「楓が藤村くんを好きなのは誰が見てもわかるよ…でも…心の中は…誰にもわからないんだ…だからもし、良平がいるのなら、良平とは関わらない方が、楓と藤村くんの為だし、良平と麻衣ちゃんの為だと思う」
「わかってるよ…そんなの直哉と付き合い始めた時からわかってるよ!」
私は二人に心の中の良平が見つかって、逃げてしまった
「楓!」「待って!」
二人の声に振り向かず、屋上に上がった
初夏の風が気持ち良かった
私は屋上の隅に座った
私は直哉が好き
良平なんて…
「わかってるよ…そんなの直哉と付き合い始めた時からわかってるよ!」
私は二人に心の中の良平が見つかって、逃げてしまった
「楓!」「待って!」
二人の声に振り向かず、屋上に上がった
初夏の風が気持ち良かった
私は屋上の隅に座った
私は直哉が好き
良平なんて…


