葵に告白した日の夜


真治はいつものように俺の部屋に上がりこんで来た


「よう!」


「どうした?」


始めは普通に会話をしていた


「俺、葵に告った」


「マジで?」


「良平も彼女出来たんだろ?紹介しろよな〜」


「紹介なんかいい」


「なんでだよ!俺に取られるとでも?(笑)」


「いいや!あいつは俺にハマってるからそんな心配はねえ」


「自信ありありじゃん!」


「まあな…」


自信…


そう…俺は自信がない相手には素直になれなかった