キスに恋して…1

「お腹空いたね〜何か食べる?」


「そうだな」


私は直哉の腕を引っ張り、出口に向かった


「帰るのか?」


「うん!食欲満たしにどっか行こ〜」


「どこがいい?」


直哉のどこがいい?


私が思い浮かんだ場所


「直哉んち…」


「マジ?」


「うん!何で?」


「いや…楓から俺んちとか信じられねえし…マジなら超嬉しい!残念なのは今日は両親がいるからな〜」


「そっか〜じゃ、どっかご飯食べに行こうよ」


私達はお花見からデートになった


「たった今、上って来たのにな〜」


階段を下りながら直哉が言う


「また今度、二人で来ようね」


「おう!」


私は幸せな気持ちだった