私達は公園で待ち合わせ


直哉はいつも私より先に来て待ってくれていた


「お待たせ〜」


「おう!」


「行くか!ほら」


直哉は手を出して来た


「あ…うん」


まだ手を繋いで歩くのに慣れない


キスもあれ以来してない


まぁ、キスしてからほんの数日しか経っていないんだけどね


直哉の部屋にも行ってないからキスなんてするタイミングがないというか…


私は直哉のキスが気持ち良くて、したいのに出来ないもどかしさを感じていた


強引にされてみたいかも…

私は直哉の手に引かれ妄想しながら歩いていた