キスに恋して…1

携帯をポケットに入れて、噛んでいたガムはティッシュにくるんでカバンに入れた


公園が見えてきた


いた!


私は直哉を見付けて走った


「おはよう〜」


「おう!朝から元気良いな」


「ねえ!聞いて!私、お兄ちゃんいるんだけど、彼女と旅行に行くみたいなの!それも外国だよ?どこ行くか教えてくれなくてね。彼氏紹介してくれたら教えるよって言うんだけど、土曜日には出発するから、お土産渡しに帰る時に、彼氏に会わせろって!ムカつくよね?妹に内緒とか信じられないよ!」


「………」


あ…喋り過ぎた…