キスに恋して…1

「楓〜何かあった?」


「ん?何で?」


私はお菓子を食べながら答えた


「良平の話をしても、ショックじゃないみたいだし…まさか…藤村くんと付き合うことにしたとか?」


「うん」


私はジュースを飲んで、サラッと答えた


「そうなんだ〜だから良平のことなんて、気にならないはずだ!」


「あはは…ごめんね!今、直哉に夢中だから!」


嘘…良平のこと


気にならないワケがない


気になって仕方ない