キスに恋して…1

二人で直哉の家を出る時、誰かに見られないかとハラハラした


私、欠席したのに制服着てるんだから


幸い誰もいなかった


歩きながら、気になっていたことを直哉に聞いた


少し前、初めて一緒に登校した時に、帰りに私が泣いて、公園に寄った時のこと


確かあの日、良平と2年の女の子にあった


良平はあの女の子は直哉のファンで、直哉と裏から出て行ったと私に言った


それが事実か気になっていた


直哉の答えは意外なモノだった