「なあ…もし、良平を忘れようと無理してるんなら、俺に惚れなくていいぞ!利用されたくないからさ」


「利用?そんなことしないよ!本当に直哉が好き」


直哉の表情が明るくなった


「じゃあ…キスしていい?」


直哉の整った顔が近付いて来た


もしかして…キスされる?


どうしたらいいの?


直哉って本当にイケメン…


この人はこうして色んな女の子にキスしたんだ…


そう思うと私は近付いて来る直哉の胸に手を当てて自然とキスを拒否していた