「あの…」


靴を脱ぐのに躊躇する


「大丈夫、誰もいねえから」


「あ…はい…お邪魔します」


いや、そうじゃなくて…


付き合ってもいない男の部屋なんかに行って大丈夫?


女好きでH好きで…


私、何でココにいるの?


戸惑いながら、前を歩く直哉についていった


奥の部屋のドアを開けて中に入って行く直哉


私はドアの前に立って顔だけ出して覗いた


ベッドに座った直哉が目に入る


「プッ!お前何やってんの?(笑)」


「え…いや…入っていいのかわかんなくて…」


「いいに決まってんだろ!」


「お…お邪魔…します」


ドキドキしながら部屋に一歩踏み入れた