「楓も駅まで来る?」


「うん行く!」


「じゃ、二人共車に乗りなさい」


私とお兄ちゃんは、お母さんの車の後部座席に座り、駅までの道を、たわいもない会話で楽しんだ


駅に着き、車から降りようとするお兄ちゃんが一言


「頑張れよ」


私は小さく囁いた



お兄ちゃんの話は心に響いた


今日、話して良かった