「もしもし…」


「楓?俺…もう家?」


「うん。今帰ったとこ」


「そっか、ちゃんと帰れたみたいだな」


「今日はごめんね…」


心配してくれたの?


私の気持ちの汚い部分が薄くなった


「用事出来たんなら仕方ねえよ。俺こそ、待たせて悪かったな〜日誌届けた後、ちょっとあってさ」


「そうなんだ…」


日誌届けてあの子と会ったのかな?


また汚い部分が顔を出し始めた