公園が見えてきた


入り口に直哉らしき生徒が立っていた


「良平…どうしよう」


私は良平の袖を掴んだ


「お前はどうしたい?」


「私は…良平といたい」


心臓が口から出そう〜


でも、自分の気持ちをサラッと言えたのに驚いた


「わかった」


そう言うと、良平は私の手を握った


「良平?」


「いいから!」


私は良平と手を繋いで歩いている


どうにかなりそうだった