「私、良平のことが知りたいのに、直哉の話なんてしたくないのに…」
「ごめん」
「じゃ、誰なのか教えてよ」
しばらく黙っていた良平は口を開けた
「あの子は2年生。藤村のファンだよ」
「ファン?直哉の?」
「藤村と楓が一緒に登校してきたのにショックを受けて、帰りに校門のところで待ってたらしい」
「気付かなかった」
「お前達が一緒に帰っていったから、後をつけてて、俺がいて、1人は嫌だから一緒に公園まで来てと言われたんだよ」
「それなら早く言ってよ!変な想像して辛かったよ」
良かった〜
良平とは何でもなくて
そう…
この時はそう信じていた
「ごめん」
「じゃ、誰なのか教えてよ」
しばらく黙っていた良平は口を開けた
「あの子は2年生。藤村のファンだよ」
「ファン?直哉の?」
「藤村と楓が一緒に登校してきたのにショックを受けて、帰りに校門のところで待ってたらしい」
「気付かなかった」
「お前達が一緒に帰っていったから、後をつけてて、俺がいて、1人は嫌だから一緒に公園まで来てと言われたんだよ」
「それなら早く言ってよ!変な想像して辛かったよ」
良かった〜
良平とは何でもなくて
そう…
この時はそう信じていた


