キスに恋して…1

放課後、私は一人で校門へ向かった


葵はいない


今日は真治を待ってないのかな?


その時だった


「楓!」


振り向くと直哉がいた


「直哉…」


直哉は楓を追いかけたのか息を切らしていた


呼吸を整えてこう言う


「今日…ごめんな〜楓のクラスに行こうと思ったけど、俺が行くと…またお前、変な目で見られるだろうから、やめといた」


「そう…別にいいよ」


私はサラッと言った