キスに恋して…1

そっか…


良平には私と付き合ってくれる気持ちはないんだ…


ドキドキが悲しい程静かになっていった


良平は私の家を知っているから、きっと近くまで来てくれる


良平のことだから、毎日送ってくれるかもしれない


でも…


付き合ってるフリなんだ…


私は良平のことが好きなんだよね…?


だからフリって言われて、ちょっと寂しいのかな?


「な…公園寄っていい?」


「うん…タバコ?」


「まあな」


私は良平とベンチに座り、タバコの煙を見ていた