キスに恋して…1

「…した…おい森下…」


「へ…?」


「へ?じゃない!今の問題を解いてみろ」


え〜?どうしよう…


………「χ=3」


良平の声だ!


「χ=3…」


「よし」


「ハァ…」


私は安心して良平を見た


「ボケ…」


良平はボソッと言う


「ありがとう」


私は小声で言った


良平は照れたように、机の上に伏せた


良平ってば…


私は良平の事が気になって仕方なかった