辺り一面
薄いピンクの桜の木


ちらほらと花ビラが舞い落ちる…


まるで柔らかい雪のよう


ピンクでほんのり暖かい…


その桜の花ビラの中


「大切にするよ…」


彼の腕の中にスッポリと入ってしまっていた私



暖かい空気と暖かい彼の鼓動の中…


私は幸せを感じていた