手を繋いだまま柚朱ちゃんからの二度目の告白。

 ……まいったなぁ

 そんな眼差しされら、どうしたらいいのか分からないよ。

 ……この場合

 即OKしたら…カッコイイんだろうと思う。


 「ありがとう……柚朱ちゃんと今日一緒にいて楽しかったよ」


 やっと口にする事が出来た言葉。

 彼女の顔がパァッと明るくなる。


 「けど……」

 「……」


 彼女の繋いでいる手の力が弱くなるのを感じる。