ゆっくり先輩は離れ、お日様に負けないくらいの笑顔をくれた。 「柚朱」 「……はい」 急に呼び捨てにされ、ちょっぴり恥ずかしい。 「俺の事も……呼び捨てに…して欲しいな」 心の準備が出来てないんです。 それは、もう少し待っていてくださいね? 「行きましょ♪」 「何処へ?」 先輩の言葉には答えず、大きな手を取り歩き出す。 もう大丈夫 先輩をこんなに近くに感じる事が出来たから。 ・