「俺、彼女の頬にキスしましたから♪ 次は……」

 「その次なんてさせねぇ!!」


 咄嗟にケンの胸ぐらを掴み、言い放つ。

 柚朱ちゃんの事でこんなにも熱くなる自分に少しビックリ。

 そして、此処が神様のいる神聖な場所なんてすっかり忘れていた。