「え~!? なんであの子が呼ばれんの~?」 知らないよ、そんなの先輩に聞いてよ 「独り占めなんていい度胸してんじゃん」 惺先輩取り巻き組の、罵声が飛び交うのを耳にするけど、構ってなんかいられない。 腕を捕まれたまま走り、学校裏の神社へ。 「あの……何か……合ったんです…か?」 息を整えながら尋ねる。 「……本当は、試験終わって落ち着いた頃に話したかった……けど、時間……ないみたいだし」 「……?」 私に話したかったこと? なんの時間? ・