何も言わない彼の後ろを俺も黙っ歩く。 話題を出す雰囲気ではないのは確かだ。 試験の事や部活の話では……ないようだな。 彼に連れて来られた所は、学校の近くの川辺り。 ケンは、小石を一つ拾い川の中へ投げ込む。 顔を川に向けたままケンはようやく口を開いた。 「先輩、宣戦布告しますよ」 「試合か? お前には負けねぇよ」 俺に試合を挑むとは大した度胸しているよ 「いいんですね? 俺本気ですから」 「上等!!」 いつだって相手するさ ・