[続編]脱いでください。

雑貨屋さんを出てから

私は聖人より先を歩いていた。

「聖人の行きたいトコ、ある?」

私はそういって後ろにいる聖人のほうへ振り返った。

「いや、特にないけど・・・」

え・・・

私は、固まった。

聖人の声なんか聞こえなかった。

ビックリしすぎて・・・

「明美、どした?」

「か・・・和・・」

だって、その聖人の先にいたのは

私の元彼の"宮元 和"だったから。

まだ、私は、和が───────

「明美っ!!」

聖人の声で我に返った。

「ご・・・ごめんまさっ」

「明美?」