[続編]脱いでください。

「ねえ聖人!!」

そういって興奮しきった私は

聖人に声をかけ、目を向けると

下を向いている聖人がいた。

「聖人・・・?」

私の声に気づいたのか

いつもの聖人に戻った。

「あっ、すいません!!なんですか?」

「ううん・・・なんでもない。」

「そうですか、じゃあまたお昼に来ますね!!」

そういって走り去る聖人の背中を

じーっと見つめていた。

「随分態度変わったわねえ、明美ちゃーん。」

低い声が後ろからする。

・・・うわっ

笑ちゃん・・・

「この前までは"くんな聖人"だったのにねー・・・あーけみちゃん。」

笑ってるようで笑っていない。