病院に着くと、水を少し飲んだみたいで

命に別状は無かった。

俺たちはホッとした。

両親が直ぐにやってきて、由紀子の

病室に行った。

俺たちは両親に挨拶をして帰った。

「先生。良かった。由紀子無事で。」

「本当だ。真弓に連絡したら

大泣きして、両親に連絡を中々入れなく

困ったもんだ。」と大泉が呆れた。

「後は由紀子と先生の問題だよ。」

「分かっている。」と俺は考えた。