「ヴァンヌの…妹!?」
「その上にお兄ちゃんもいるわ」
「うっそん!」
ビックリな事実に騒ぎ出すギルクとイル。
ださい台詞は置いといて、アレンもマケドニスもルティも意外そうに金色の少女を見ていた。
「ヴァンヌ様兄妹いたのか…」
「性格違いすぎじゃないか?」
ルティが呆けた顔で大口開けて言う。
話題のルネはめんどくさそうに溜め息をつき、「お姉ちゃん探さないの?」とアレンだけに向け言った。
ハッとしたアレンは天使の少女に向き直る。
「…居場所、わかるか?」
「私は地下牢にいたのよ」
「……そうだよな」
そういえばそうだった、と一人呟いてアレンは立ち上がった。
部屋の真ん中まで歩いていき、白い王の間に映える金色の装飾の上で立ち止まる。
それを見たイルが、首を傾げ声をかけた。
「アレン、何するの??」
「ヴァンヌの居場所を調べる」
「どうやって…」
ルネが言い終わらない内に、アレンの足元が光り出す。
金色の装飾と同じその黄金の魔力に、天使の少女はいつもは半目のそれを見開いた。
「その上にお兄ちゃんもいるわ」
「うっそん!」
ビックリな事実に騒ぎ出すギルクとイル。
ださい台詞は置いといて、アレンもマケドニスもルティも意外そうに金色の少女を見ていた。
「ヴァンヌ様兄妹いたのか…」
「性格違いすぎじゃないか?」
ルティが呆けた顔で大口開けて言う。
話題のルネはめんどくさそうに溜め息をつき、「お姉ちゃん探さないの?」とアレンだけに向け言った。
ハッとしたアレンは天使の少女に向き直る。
「…居場所、わかるか?」
「私は地下牢にいたのよ」
「……そうだよな」
そういえばそうだった、と一人呟いてアレンは立ち上がった。
部屋の真ん中まで歩いていき、白い王の間に映える金色の装飾の上で立ち止まる。
それを見たイルが、首を傾げ声をかけた。
「アレン、何するの??」
「ヴァンヌの居場所を調べる」
「どうやって…」
ルネが言い終わらない内に、アレンの足元が光り出す。
金色の装飾と同じその黄金の魔力に、天使の少女はいつもは半目のそれを見開いた。


