「……脱走作戦を、ずっと考えてた」
「……お前らしいな」
ジスカルにいた間を思い出し呟いたアレンに、ギルクは苦笑してそう言った。
レイも隣で頷き、「自力で逃げたなんてすごいわ」ととびっきりの笑顔を向けてくる。
アレンはそんなレイに若干照れながらも、その褒め文句を否定した。
「……自力じゃない。グロアがいないと無理だった」
「グロア?」
「悪魔の、…女の子、?」
実年齢がわからないため疑問符付き。
そのアレンの言葉を聞いた瞬間、レイは密かに表情を曇らせた。
しかしそれはマケドニスしか気付かず、そのマケドニスも他のことが気になっていた為特に触れない。
「アレン様、俺が聞きたいのはそういうのじゃなくてですね」
「…?」
「悪魔たちに酷いことされなかったか、ってことですよ」
一瞬アレンは目を見張った。
それからマケドニスから目を逸らし、また彼に視線を戻すと囁く。
「大丈夫。…ありがとう」
「大丈夫って…、服、血が滲んで…」
「…大丈夫だから」
怪我は癒してもらったし、そう言ってアレンは少し微笑んだ。
マケドニスは納得しないながらも頷く。
「……お前らしいな」
ジスカルにいた間を思い出し呟いたアレンに、ギルクは苦笑してそう言った。
レイも隣で頷き、「自力で逃げたなんてすごいわ」ととびっきりの笑顔を向けてくる。
アレンはそんなレイに若干照れながらも、その褒め文句を否定した。
「……自力じゃない。グロアがいないと無理だった」
「グロア?」
「悪魔の、…女の子、?」
実年齢がわからないため疑問符付き。
そのアレンの言葉を聞いた瞬間、レイは密かに表情を曇らせた。
しかしそれはマケドニスしか気付かず、そのマケドニスも他のことが気になっていた為特に触れない。
「アレン様、俺が聞きたいのはそういうのじゃなくてですね」
「…?」
「悪魔たちに酷いことされなかったか、ってことですよ」
一瞬アレンは目を見張った。
それからマケドニスから目を逸らし、また彼に視線を戻すと囁く。
「大丈夫。…ありがとう」
「大丈夫って…、服、血が滲んで…」
「…大丈夫だから」
怪我は癒してもらったし、そう言ってアレンは少し微笑んだ。
マケドニスは納得しないながらも頷く。


