都合の良い時だけ猫をかぶって話しかけるくせに、グループを作る時などは必ず仲間外れだし、常にシカト。 それを気にしないようにすると、 靴に砂を目一杯入れられた事もあった。 何もなかったかのように砂を捨てて、その靴を履いて帰ったけれど、 さすがに私も、そこまでくるとキツかった。 だけど頑張って毎日、 学校に来ていた。 その理由は、 ある1人の、 男の子の存在――………。